トムラウシ山 (2,141m)

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■行程

北海道登山2日目、今日も天気はいいかな?

交通(バス・電車)

東京(羽田)
 ↓ 飛行機
旭川空港
 ↓ 道道
旭岳ロープウェイ

登山レベル

技術レベル:●●○
体力レベル:●●●
日程    :2泊3日(トムラウシ縦走)

 2013年07月14日 (13日の続き)白雲岳避難小屋(5:40)〜忠別岳山頂〜五色岳山頂(11:20)〜ヒサゴ沼避難小屋(13:45)
 2013年07月15日 ヒサゴ沼避難小屋(5:30)〜トムラウシ山頂(8:35)〜カムイ天上(12:30)〜トムラウシ温泉登山口(14:20)


3:00ちょい前に起きたら、東の空はなんとな〜く明るい。東の空だけガスがなかったけれど、明るくてあまり星が見えず。それ以外の暗いところはガスのため星が見えず・・・北海道の大地で星空を見るのが夢でしたが、見えなくて残念。

3:30、まだ暗いですが他のテントがゴソゴソ起き出しました。


小屋の前からトムラウシ方向。雲海が見えます。

北海道、目的地が見えるけれどなかなか着かない・・・
そんな話を聞いてきました。

こうやって見ると近そうなんだけどな・・・

この白雲岳避難小屋は収容人数が60人だけど、昨夜は100人以上いたのでは?
 
トイレ待ちの渋滞が心配でしたが、朝はMAXで6〜7人。
もちろん男女共有。

5:40出発。

まずはここ忠別岳を目指します。忠別岳まで8キロ。

 
30分歩いて後ろを振り返ると・・・

もう小屋がこんなに小さくなりました。

三笠新道から空沼近辺はヒグマ注意となっています。高根ヶ原分岐は封鎖されていました。

あれ、右手前方が大雪山(ヌタクカムウシュペ)って地図には書いてある。でも分岐はなし。地図にも登山道が書かれておらず・・・

大雪山系の最高峰、旭岳は登っていいけれど、大雪山は登っちゃダメってこと?!

 
こんな雪渓を何度も渡ります。斜度がないので恐くないです。

アイゼン不要。右手には水場の忠別沼。沼の水は心配でしたが、かろうじて流れがあるところがあったので、そこで水汲み。

キタ〜!!

忠別岳から右手に五色岳、化雲岳のゼブラ柄!

北海道でこれが見たかったの!

 
9:15忠別岳山頂到着。

山頂北側はチングルマのお花畑。
こんなにたくさんのチングルマ群生は初めて。感動!!

五色岳への急登・・・と言っても大して急じゃないけど。

でも久しぶりに木の中を歩きました。
ハイマツが群生しています。

 
11:20、五色岳、山頂に到着!ここでランチです。

今日のランチは棒ラーメンとやきとり缶。タケノコ土佐煮は縦走にはうれしい常温保存可。スーパーの缶詰売り場に並んでいました。他にも常温保存可のお惣菜はかぼちゃの煮物もあり♪

きょうはヒサゴ沼分岐を過ぎたところで、シマリスくんに遭遇。

午前中にも見つけたのですが、動きが早く撮影できず。

でもこの子は静止してくれて、撮影することができました。
かわいいなぁ。

 
本日いちばんヒヤヒヤポイント、ヒサゴ沼避難小屋までの雪渓下り。
雪渓のどの地点から夏道に入るのかがわからない・・・避難小屋は見えているのに、どうやって行けばいいかわからない・・・本州なら前を歩く人、後ろから来る人、たくさんいるのに北海道は登山客が少ない。この時間なら、後ろから人が来るかもしれないけれど、いつ来るのか・・・やはり、自力で行くしかない。

そこで思いついたのが、自分と反対の方向に向かっている人の足跡を追うこと。自分と同じ方向の足跡は、ひょっとして間違えて引き返しがあるかもしれない。その点、反対方向の足跡は、確実に目的地に導いてくれる。古い足跡は同じ方向か反対方向かわからないけれど、新しい反対方向の足跡を見つけることができて、無事夏道に到着!

13:45、予定より早くヒサゴ沼キャンプ場に到着!
昨日は混んでいたけれど、今日のキャンプ場はかなり空いています。沼のそばでさわやかな風が吹いています♪ここで1つ問題が・・・

あまりに写真を撮り過ぎて、カメラの電池残量マークが怪しくなってきた・・・そして、昔から撮り溜めた写真がいっぱいあって、SDカードもいっぱいになってきた・・・画像を消すにも電池が心配・・・これから写真撮影はセーブ!!

行動中の飲料水がなくなったので、夕飯までの時間は、ひたすらお湯を沸かして冷まして・・・の繰り返し。
ここヒサゴ沼の水場は、冷たいきれいな沢が流れていて、生水飲みたい衝動に駆られましたが、我慢、我慢。

 
翌朝も4:00前起床。早いパーティーは4:30頃、出発していました。どこまで行くんだろう?
私たちも今日の行程は8時間。今日はバスに乗ってJRの駅まで行くので、バスの時間に絶対東大雪荘まで行かなくてはならない、というプレッシャー。
朝食食べながら、テントをたたみながら、先客がどういうルートで雪渓を登って行くかを頭に叩き込みました。

雪渓の登り口で、男性1人女性4人のパーティーと一緒になりました。さや吉は4本爪アイゼン装着。彼らの踏み固めた後を登って行きます。アイゼンつけているのが私だけなのに、なんか申し訳ない・・・

・・・という訳で、後半はさや吉が切り込み隊長で、道を探します。でも結局、雪国育ちのアイゼンをつけていないたらんたんが先頭を行くことに。正規ルートでない夏道を発見、先ほどのパーティーのところまで戻る道があることを報告。ちょっと恩返しができました♪

この辺りが日本庭園と言われるところ。

天空の庭に感動!

青空だったらもっときれいなんだろうけれど・・・でも人が少なくて静かで、今回の縦走でいちばん感動したスポット。

 
この辺りは雪も残っていて、何だか得した気分♪
ロックガーデン。この辺はナキウサギの生息地。
チューチューと鳥とは違う鳴き声がするけれど、姿は見えず・・・

下山してから聞いた話だけれど、立ち止まって5分も待っていれば、ナキウサギの姿が見れたらしい・・・待ってれば良かった!!

 
トムラウシ手前の北沼にて。

ヒサゴ沼から同じペースで歩いている方に撮ってもらいました。
そういう方が何人か、抜いたり抜かされたり・・・

わ〜、青空になってきた!もうすぐ山頂!!
 
8:35、トムラウシ山頂到着!すごくいい景色。

360度遮るものなし!!

カーミットとたらんたん。

かなりお気に入りの写真です。

 
トムラウシ下山開始。

トムラウシ直下に南沼キャンプ指定地があります。当初、ヒサゴ沼でなくここ南沼に泊まる予定でしたが、ここはトイレがなく・・・携帯トイレ用ブースというのがあるのですが、携帯トイレを持参しないといけないため、止めました。

携帯トイレ・・・未知の世界・・・

あ、この辺りはトムラウシ公園っていうのね・・・

振り返れば、この標識がありました。

 
前トム平からコマドリ沢分岐までは、かなり雪渓が残っていました。
麻子ご主人にこの写真を見せたら、「こんなに雪が残ってるんだ!」と驚いていました。雪渓を下り、03年に開設した新しい登山道を登ります。

次のポイント、カムイ天上分岐まで、地図では40分ってなっているけれど全然着かない・・・本当にこの道であってる?!

12:30、やっとカムイ天上に到着。

ここでランチをする予定でしたが、虫が多くて断念。

朝4:30にカップラーメンを食べて結構時間が経ってお腹空いているけれど我慢、我慢。

 
温泉コース分岐からは地図より10分早く、40分で到着。

でもその後の1時間10分(地図では1時間20分)が長かった〜

やっとトムラウシ温泉コースの終点に到着!前トマム平からが、本当に長かった・・・逆から登るコースはもっと辛いかも(泣)

エゾノハクサンイチゲ
チシマキンレイカ
ウルップソウ
ヨツバシオガマ
エゾコザクラ
ウコンウツギ

2泊3日の縦走、日本で初めて経験しました。
途中で食事を提供してくれる山小屋などはなく、トイレもかなりワイルドな感じ・・・北アルプスなどの山小屋&トイレに感謝です。いつもと違い、だいぶ前から計画した北海道登山。決して晴れ男・晴れ女でない私たち。天気が心配でしたが、3日ともいい天気で本当に良かったです。
この場を借りて、サポートしてくれた麻子夫妻、情報をくれた札幌のつとちゃんに感謝です。

そうそう、この2泊3日の縦走で、3.5キロ痩せました♪

【教訓】
 雪渓の足跡は、自分と反対方向の足跡を見つけよう

 同じ方向の足跡は間違っているかもしれません。反対方向を辿れば、目的地に確実に着きます。
(あ、コースが2か所以上あったら、違うところに辿りついちゃう?!)


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