黒部五郎岳 (2,840m)

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■行程

黒部五郎岳、巨石と清流、高嶺の花が揺れる庭園は氷河が生んだ巨大な楽園。山麓から距離があり、山頂まで着くには2日が必要。秘境感満天の黒部五郎さん、どんなステキな小山なんだろう??

交通(バス・電車)

東京(池袋)
 ↓ 夜行バス
富山
 ↓ 路線バス
折立

登山レベル

技術レベル:●●○
体力レベル:●●●
日程    :3泊4日(黒部五郎岳・笠ヶ岳縦走)

 2014年07月25日 折立(8:00)〜三角点(9:40)〜五光岩ベンチ(11:10)〜太郎平小屋(12:00)〜薬師峠キャンプ場(13:00)
 2014年07月26日 薬師峠キャンプ場(4:25)〜黒部五郎岳山頂(10:20)〜黒部五郎岳小舎(12:20)〜双六キャンプ場(16:30)
 2014年07月27日 双六キャンプ場(5:30)〜雪見平(6:15)〜秩父平ロープ雪渓(8:30)〜笠ヶ岳山荘(10:40)
 2014年07月28日 笠ヶ岳山荘(4:10)〜笠新道分岐(5:25)〜笠新道登山口(8:30)


以前、同じ会社に勤めていたSちゃんが、海の日連休に広島のお友達と一緒に黒部五郎岳に登るという。以前から「一緒に登れたらいいね」と言っていて、今回の黒部五郎は私も行ったことのない百名山なので、有休を1日もらってご一緒することに!

そういえば、確かもりぞうも黒部五郎に行ったことないよな。。。お休み取れるかわからないけれど、誘ってみるか!そしたらOKとのこと。やった〜♪

・・・しかし、なんと台風が上陸するとのことで、出発2日前にSちゃん御一行は「雨の日登山は苦行でしかない」ということで中止することに。もりぞうは、前の週末にテニスをがんばり過ぎて膝を痛めたらしく、中止することに。う〜ん、3泊4日、ずっと雨ってことはないだろけれど、どうせ行くなら天気がいい方がいいよな・・・もう黒部五郎モードなんで、何が何でも行きたい!!

・・・ということで、ラッキーなことにさや吉の会社は海の日連休の翌週も月曜が公休、金曜に有休をスライドして同じ日程で行くことに!もちろんソロで(笑)


池袋→富山行きバス独立3列シート、木曜夜発は1便しか出ないため、1週間前の予約はギリギリでした。結構登山客が多い。

富山駅に着いて6:20の折立行きバスを予約していましたが、前の5:20発のバスが遅れていて、席にまだ余裕があったので、5:40に乗せてもらうことに。早く出発できるのはありがたい。

去年のお盆もここに来たよな・・・去年に比べて人が少ない。歩き始め、思ったより道が濡れていてびっくり。後で聞いたら、昨日は結構な雨が降っていたとか。

9:40三角点到達後(三角点までは樹林帯の道で、ここから展望が開けます)、15分ぐらい行くとニッコウキスゲの群生地に。
もうちょっと咲いていたらお花畑感があるのだけれど・・・

 
11:10に五光岩ベンチを抜け、太郎平小屋を目指します。
小屋は見えてるんだけどな・・・まだまだ先は長い。左手にはずっと薬師岳が見えます。

この日はお昼に近づくにつれて、天気が良くなってきて、お昼近くに薬師岳の全容がやっと見えました。

12:00、太郎平小屋に到着!
薬師岳の雲もきれいになくなりました。
最近のカーミットはずっとこの衣装。そろそろ何か、作ろうかな・・・ 

太郎平小屋で700円のうどんを食べ、薬師峠キャンプ場を目指します!

 
薬師峠キャンプ場までは、木道が続きます。

目の前の大きな山は薬師岳。去年、登ったので、今年はパス。薬師岳は、この翌々日に登った笠ヶ岳からも良く見える大きな山です。この堂々感が好き♪

13:00にキャンプ場に着き、本を読んだり、これからの行程を確認したりして、時間を潰しました。やはり今日は平日の金曜日、キャンプ場は空いています。平らな場所を確保!
それにしても谷間のキャンプ場は風の通りが悪く、日陰が少ないので暑い!去年のお盆のときより暑かった・・・

今回の山旅、当初は百名山は黒部五郎だけと思っていたけれど、欲が出て来ました・・・もう1つ笠ヶ岳も登っちゃおうかな〜 でもそのためには、明日5時間歩行を11時間歩行にしなければならない・・・17キロのザックを背負って行けるのかな??

 
下界は曇り?
きれいなオレンジ♪明日も晴れかな?

夕飯後、先ほどの薬師岳がきれいに見えた木道に戻り、夕焼け撮影。雲海に沈む太陽・・・
2週間前に富士山で見た夏雲の雲海がきれだったけど、夕焼けの雲海もきれい♪


翌日は4:00に出発予定だったけれど(笠ヶ岳も目指すため、最終ジャッジは黒部五郎小舎で決めよう)、結局完全に明るくなった4:25にキャンプ場を出発。

これが北側から見る黒部五郎岳。この写真は、太郎平小屋を離れて10分後のところで撮影。

太郎平小屋から黒部五郎岳に行くまでに、小さなピークをいくつも登り下りします。黒部五郎、ずっと見えているけれどなかなか着かないなぁ・・・まるで北海道を歩いているみたい。途中雪渓歩きもありました。地図に載っている北ノ俣岳は7:25、赤木岳は8:05通過。

この鳥は最後の黒部五郎岳を登る途中に出迎えてくれました。

それにしても、前に赤ザックと青ザックの2人組がいるけど、なかなか追いつかないなぁ・・・きっと男性の2人組?

 
10:05、黒部五郎北の肩に到着。
さっきの赤ザックと青ザックの2人組は若いカップルでした。

どこに行くのか聞いてみると、双六キャンプ場まで行くとのこと。さや吉も当初その予定でしたが、眼下にある黒部五郎小舎を見たら、黒部五郎でもいいかと・・・心が折れそうになっています。

「先に行って待ってますからね!」とその若いカップルは黒部五郎小舎に下りて行きました。さや吉はここ北の肩にザックをデポし、10分程の頂上を目指します。

10:20、黒部五郎岳、山頂到着!

写真を撮っていると、「この黒部五郎が百名山の百座目なんです」という、鳥取からいらした有田さんが。「百座目の記念写真を一緒に撮って頂けませんか?」ということで、喜んで!!
私たちも百座目は横断幕を用意しないと!!有田さんは写真を送りたいとのことで、名刺交換をしました。
なんでも百名山の次の目標は、フルマラソンサブフォー!有田さんならきっとできると思います!

 
そうそう黒部五郎岳とはこのカール!この裏側から登ってきたときは「カールはどこだ?!」と思ったけれど・・・

巨岩の中を歩いて行きます。途中、雪渓あり、小川あり。時間があったら、靴を脱いでもっとゆっくりしたいけれど、五郎北の肩で双六まで行くって約束したしな・・・がんばって下りないと!

だいぶ下りてきた・・・でも黒部五郎小舎は見えず。山頂から見えたけれど、全く着かず。

稜線コースの方が楽だったのかな・・・でもカールを見ながら下りるなら、こっちが正解だよな・・・

 
「あの樹林帯を抜ければ小舎は見える?!」というのを3〜4回繰り返して、やっと12:20に黒部五郎小舎に到着!ここは新穂高側からも、折立側からも1日で到着するのは遠いので、秘境感満天!しかもここより雲の平の方がメジャーなせいか、人が少ない。この静かなキャンプ場で過ごすのも魅力的だったけれど、まだ時間が早くて昨日みたいに時間を持て余しそうだし、あの若いカップルと約束したしな・・・

親子丼を食べて(疲れのせいか、先に行かないという焦りのせいか、半分しか食べられず)12:50、小舎の裏から続く三俣蓮華方面の上り坂を上がる。黒部五郎の急登に続き、ここも難所・・・でも行くと決めた以上、登りますよ!樹林帯の中、黙々と登ります。やはり20分ほど先に出発した若いカップルには追い付かず・・・

三俣蓮華に行く途中、鳥取の有田さんに再会。有田さんは本日、三俣蓮華の山小屋にお泊りとのこと。有田さんと一緒だった千葉の元トライアスロン代表の男性とも一緒に、雪渓歩き。写真を撮って頂きました。
この雪渓の先にある、左に行く三俣蓮華の近道ルート(三俣蓮華の山頂へは行かない)が急な下り口とのことで一緒に着いて行こうとしたら、双六へ行くには遠回りであることが判明。それをトライアスロンの男性に教えてもらうという・・・
自分で地図確認しないで他人に教えてもらうなんて、ダメダメです(泣)

 
お礼を行って、そのまままっすぐ三俣蓮華の山頂を目指します。何となく雲が広がってきて、雷が怖いよう・・・まだ私は経験がないのですが、登山中の落雷は横からやってくるらしい。3時ぐらいから雷が発生するときは発生するらしく、普通3時ぐらいまでに目的地に着かないとまずいらしい・・・もうすぐ3時・・・ 

14:50、なんとか三俣蓮華山頂に到着。そして若いカップルにも追いついた!

双六を目指すのは若いカップルの他に、もう一組年配カップルがいて、山頂で情報収集。三俣蓮華から双六は・・・

巻き道ルートが楽?→いやいや、ズドンと下った後、急登あり。
双六岳登りたい→いやいや、もうそんな体力残っておまへん。
中道ルート→丸山登るけど、巻き道最後の急登より楽。

・・・ということで、中道ルートに決定!

 
16:24、やっと双六キャンプ場が見えてきた!若いカップルは、早い、早い。あっという間に見えなくなりました。私は長時間歩いたせいか、親指の付け根の裏に水膨れが・・・よく歩いたよな〜 途中休憩をしているけれど、17キロを担ぎ11時間も歩いております(泣)
16:30、着いた!
土曜のキャンプ場の混みようはこんな感じ。水晶岳/鷲羽岳のHPと比べても、テントの少なさがわかる・・・ 愛知県の高校と、神奈川県の高校のワンゲル部が来ていて、人数は少ないけれどにぎやかでした。

今日薬師峠から一緒だった若いカップルとお話しました。岐阜にお住まいのカップルだそうで、御自宅からこんなに近いところに山があって羨ましい。そして薬師峠キャンプ場から1人の私を気にかけてくれたようで、「昨日のうちからお話すれば良かったですね」と話しました。
また、テントを張ったお隣の男性は北海道出身の京都から来た元ワンゲルの男性。7泊8日、28キロの荷物を担いで、明日槍ヶ岳に行くそうです。ザ・山男(笑)

 
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