常念岳 (2,857m)

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■行程

梅雨が始まる前に、どこか行ける百名山はないかな?標高高いとテント泊はまだ寒いかな?
この時期の山小屋はどのくらい混んでいるんだろう・・・?


交通(バス・電車)

東京(高井戸)
 ↓ 中央・長野自動車道(207.5km)
豊科IC
 ↓ 国道(18km)
一ノ沢登山口

登山レベル

技術レベル:●●○
体力レベル:●●○
日程    :1泊2日

 2013年05月26日 一ノ沢登山口(8:40)〜笠原沢(10:30)〜常念乗越(12:00)1時間20分休憩後〜常念岳山頂(14:30)
 2013年05月27日 常念小屋(8:15)→笠原沢(9:30)→一ノ沢登山口(10:50)


去年の夏、蝶が岳に行って、槍・穂高などの穂高連峰を見て来ました。あの景色が忘れられず、今度は雪をかぶった山々を見てみたい・・・たらんたんの仕事が珍しく落ち着いているので、ついでに百名山も登れれば・・・

・・・ということで、今回は常念岳に決定!

更に珍しいことに、たらんたんが有休取得できるということでさや吉も休みをもらい、土日ではなく、日月登山。
3連休で最終日を自宅でゆっくりしたかったのですが、日頃の睡眠不足で金曜〜土曜朝はゆっくり眠ることに。


日曜の朝4時に埼玉の自宅を出発。途中SAで朝ごはんを食べたりして、駐車場は8:00着。まだ残雪が多い5月最終日曜、40台ほどの駐車スペースはあと5台ほど余裕がありました。

「車上あらし注意!」の看板がありましたが、もしかして犯人はお猿たち・・・?

駐車場からこの登山口まで徒歩20分ほど。登山届を出して、いざ出発!日曜のせいか、シーズン前のせいか、全く登山客がいません・・・

今回の登山は1,600mの標高差!今まで登った中でもかなりの標高差!今日は山小屋泊まりだから、荷物少ないし、なんとかなるか・・・!

 
左手に沢を見ながら、夏道を歩きます。途中、夏道が小川になったりしています。小川になっているのは、雪解けのこのシーズンだけだと思われます。
笠原沢到着。ここから上は雪になります。ズボッと落ちないか不安だ・・・
夏道と冬道が入り混じり、途中何度もトレース(足跡)を見失い、やぶの中を歩いたり・・・
胸突八丁、うわさ通りきつかった!!

ヤマレコ情報だと「アイゼン・ピッケル不要」となっていて、付けずに登ったら大後悔。登っている分には問題ないのですが、すれ違いだとよけられない・・・トレースは階段上になっているのでその通りに歩けば問題ないのですが、上から人が来たり、下から煽られたりしたら・・・ヒィー

2組ほど上から人が来ましたが、12本爪アイゼンでザクザク下ってきたので、よけて頂きました(笑)たらんたんとさや吉、何もできません・・・「ドン!」と押されたら、下まで直滑降で落ちて行きます(汗)

この急登を越えれば、絶景が待っているはず!!

 
キタ〜!

12:00、常念乗越到着!!目の前は穂高連峰が!

バックは常念岳。穂高連峰を見ながら、たばこを気持ちよさそうにくゆらすたらんたん。これから常念岳の頂上まで、標高400mを一気に登ります!
左手には涸沢カールが見えます。ときどきこのHPを見に来てくれるりゅうさん、今頃あそこにいるのね〜 FBでそういう情報が入手できて、便利な世の中。
またまたズームで遊んでみた・・・
20倍ズームの威力!
小屋近くですれ違った山ガールに「雷鳥のつがいが2組いますよ」と言われ、まず1組目を発見。

左の頭が赤いのがオスで、右の背景に同化しているのがメス。真っ白な冬毛から、夏毛に変わる途中です。オスはメスを守るため、周りを警戒しています。

雷太、男らしい!雷子、羨ましいな〜

別のつがいが。こちらも仲良しです。

普段飛ばない雷鳥ですが、山小屋にあった雷鳥の写真集によると、オスが縄張り争いをするとき飛ぶそうです。
さっきの山ガールは「飛んでいるところ、見ました!」と言っていたのですが、私たちは見られませんでした。会うこと自体なかなかチャンスがない天然記念物雷鳥ですが、ヒナにまた会いたいなぁ。

 
14:30、山頂到着!

日曜だし、時間が遅いし、誰もいません。山頂独り占め!

この日は無風、山頂でコーヒーを飲み、御満悦♪

贅沢を言うと雲がもう少しないといいんだけど・・・

誰もいないので、山の位置を示す地図の上にカーミットを置いて撮影。
今回の衣装は麦わらのルフィー。「海賊王に俺はなる!!」・・・山賊になった方がいいんじゃない?
常念小屋テラスからの眺め。
テラスにはテーブルが3つ。こんな景色を見ながらのビールは最高なんだろうなぁ〜。飲めない2人は山小屋で無料のお茶を飲みながら、優雅なひとときを。

ちなみに小屋の前にドコモの電波塔が立っていて、ドコモは電波がばっちり。その電波塔より松本側ならauが通じるので、FBをアップしたりしてました。

食べ物を求めて、山鳩がやってきた。なんかイチャイチャしてる。恋の季節だからね。
・・・と思ったら重なった!! キャー 決定的瞬間。
山小屋夕ごはん。今日の宿泊客は私たち以外に男性が1人。外のテントは1組。ちなみに従業員は4人。従業員の方が多い(笑)従業員も同じ時間にごはんを食べていました。
山小屋朝ごはん。1泊2食付き、9500円。ちょっと高めですが、200名の定員で3人宿泊、もちろん個室状態。部屋は槍が見える部屋を選ばせてもらって、マウンテンビューで最高です。
翌朝、モルゲンロート(ドイツ語で朝焼けの意味)を期待して、日の出前(5時前)から起きたけど、このくらいにしか染まりませんでした・・・昨夜は晴れていて期待したのですが、残念。

ちなみに昨夜は満月が明るすぎて、星はいまいち・・・松本の夜景はきれいだったけれど。

たらんたんはお留守番で朝食の後の軽めの運動ということで、横通岳を目指します。東側には雪がついていますが、尾根の西側に夏道が見えます。
小屋の人に聞くと、最初の樹林帯は雪に埋もれているけれど、すぐに夏道に出られると言うので行ってみました。樹林帯からどうしても西側の夏道に行けず、樹林帯の中をウロウロ。

どうしても東側の冬道にしか行けず、トレースが付いているけれど、1人で行くと不安で再度樹林帯をウロウロ。

 
・・・すると、昨日一緒だった宿泊客の男性に遭遇し、「こうやって行くんだよ」とハイマツの木々の間を半ば強引に越えて行く・・・

自然環境のことを考えるとどうかと思ったけれど、背は腹に変えられぬ。命、大事。後に続きます。

西側の夏道に出ました!樹林帯でモタモタしていたため、タイムアップ。下山の時刻が遅れるので、オジサマに挨拶して下山。ありがとうございました!

その後、山小屋で待っていたたらんたんと一緒に、元来た道を下山。

昨日なかったところに、落石の痕跡があったりして、自然の脅威を感じました。さすがに帰りはアイゼンを着けて下山。

胸突八丁は急過ぎで、ケツソリは断念。慎重に一歩一歩踏みしめて下山したためか、暑かったです・・・

 

冒頭の地図、旅レコ復活しました。
GWの山旅は、旅レコが通常に作動していたにもかかわらず、データの吸い上げが行われず、メーカーに返品。それ以外にもトラブルが多いため、新品交換してほしかったけれど、修理されて返送されて来ました。原因はやはりログの読み込み不良。修理期間は1週間未満とかなり迅速な対応をしてくれてくれました。

今回は、日帰りでもいい行程を、1泊2日で登りました。しかも日曜月曜の日程だったので、高速も空いていたし、山小屋は貸し切り状態!土曜に泊まっても、定員200名の常念小屋宿泊客は10名以下だったようです。この時期、想像以上に山はゆっくり時間が過ぎていました。山小屋のスタッフとお話すると、梅雨明け7月の土日から繁忙期になるそうです。私たちが泊まった部屋は6畳程度でしたが、部屋の入り口に定員12名と書いてありました。恐ろしや・・・



GW明けから梅雨前の登山、癖になりそう!
 天気が安定していて、何より空いている!・・・でも、残雪対策はしっかりと。


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