| ■行程 |
いくかの2000m峰を連ねる飯豊連峰は、山の深さ、険しさ、花や残雪の多さなど、多くの優れた点を擁し、東北随一の山塊と評される。朝日連峰と成因を同じくする花崗岩の隆起山脈で、顕著な雪食地形は東西非対称となり、支稜や渓谷を深く険しいものにしている。対して、稜線上は穏やかで広大なお花畑や豊富な雪渓を残し、あちこちに山上の池を配して、牧歌的な優しさを見せている。
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東京
↓ 東北自動車道
西会津I.C.
↓ 県道・林道
弥平四郎登山口
技術レベル:●●●
体力レベル:●●●
日程 :1泊2日
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2018年6月16日 弥平四郎登山口(6:00)〜疣岩山(9:30)〜三国小屋(10:30)〜切合小屋(12:45)〜本山小屋(15:15)
2018年6月17日 本山小屋(3:45)〜飯豊山(4:00)〜本山小屋(6:25)〜疣岩分岐(10:25)〜弥平四郎登山口(13:10)
2018年、今年から会社の夏休みが交代制となり、4月時点で夏休み取得日申請。そのため、4月の時点で夏山予定はほぼびっしり。
同じ会社の隊長から「6月にどっか行こうか?」とお誘いを受け、飯豊山の提案を受けました。
梅雨だけど、縦走する山のイメージの飯豊山だけど、大丈夫かな???
週始め、週末の天気は雨。まあ、梅雨だから想定内。
週中、日曜は天気が回復する予報に。レンタカーの無料キャンセル期限も過ぎ、いよいよ金曜日。
大宮駅22:30集合時点では雨。でも日曜は晴れるみたいだから、そんなに悲観的でもなく・・・
行きは隊長が運転を飛ばしてくれて、弥平四郎登山口に3:00着。
交代せずに運転、ありがとうございます!
ちなみに弥平四郎登山口の最後の4キロ(旅館池田屋の先)は、すれ違いほぼ不可の砂利道。
さや吉は絶対運転ムリ!!
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朝6:00弥平四郎の駐車場
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6:00、弥平四郎登山口駐車場出発。
今日、お天気悪いから?
3:00到着時点では車は3台。6:00で4台。
さすが東北。関東圏から遠いせいもあり、車が少ないです。
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駐車場にある看板。
新ルートの鏡山経由で登って、松平峠・祓川山荘経由で下ることに。
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新しめの看板
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帰りの写真だけど、隊長がステップを作ってくれました
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9:35疣岩(いぼいわ)山到着。
疣岩山の先に、下りで横断する雪渓が!
隊長のお友達が1週間前にこに来ていて「前爪あるアイゼン、持ってきた方がいいかも」とアドバイスもらっていましたが、さや吉は4本アイゼン。
さや吉、人生初の滑落を経験!(5mぐらい)
ここでは大したことなかったけれど、この先大丈夫か???
ここまで来て、踏破できず・・・なんてことが、頭をよぎる・・・ |
登山口から4時間半歩いて、やっと1つ目の避難小屋、三国小屋到着。
川入から上がってくる人とは、ここで合流。
この後、本山小屋で仲良くなるKさんと出会う。
Kさんは「川入から来たんです。これから上に向かいます」と言いつつ、私たちの来た方向へ・・・
「違いますよ!そっち行くと下山しちゃいますよ〜」
隊長、慌てて呼び止める。
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10:30、三国小屋到着
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12:45切合小屋到着
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切合小屋に到着する前に、雪渓がありました。
向かい側から下りてくる女性に
「切合小屋の上は長い雪渓ですよ」
と言われ・・・さや吉、ピンチ!!
隊長が、12本アイゼンとさや吉の4本アイゼンを交換しようと提案してくれました。隊長の方が荷物が重くて大変なのに・・・
本当にすみません・・・
その長い雪渓はガスって何も見えず不安で、写真を撮る余裕なし。 |
雪渓を抜けるとシラネアオイの群生
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黄色いお花が沿道を埋め尽くす
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お花畑を抜けると、本日の目的地、本山小屋までの最後の急登が待っていました。
「先に上がって水場で水汲んで来い!」と隊長から命を受け、テン場脇右側にある水場に下りていくと・・・
な、なんと、水が出ていない!
こんなに雪は残っているのに〜
雪渓から雪を作る?
隊長曰く、この時期の雪渓の水は泥臭くて飲むもんじゃないと・・・
食材を冷やすために凍らせて持ってきた水などで、明日の朝までなんとか凌ぐことに。
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み、水が出てない!!
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15:15本山小屋到着
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本山小屋に到着です。
テント持ってきたけれど、ほとんど小屋泊の人はいないので小屋泊まりに。おひとり様2000円也。
この日の宿泊客は4人でした。
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「変わった山メシ食べたいな〜」思いつつも、今夜も鍋。
「温かいものが食べたい」となると、やっぱり鍋になってしまう・・・
山小屋は本日4人だったので、必然的にお話をすることに。
埼玉県春日部市のKさん、郡山のAさんといろんなお話をしました。お二人ともいろんなお山に行っているご様子。山では知らない人と仲良くなれる・・・山あるあるです。
「明日は3:45に小屋を出て、みんなで朝日を拝みましょう!」と約束して9:00頃就寝。
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今夜は寄せ鍋(見た目、寄せ鍋っぽくないけど)
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3:50、夏至が近いので日の出は早い
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4:10、だいぶ明るくなってきた
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4:10、じっとしてると、ちょっと寒い
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4:20、キタ〜
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4:25、ピンクと白の境目がきれい
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飯豊の神様に引き寄せられた4人
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朝3:20起床。
天気予報の通り、見事に晴れています。
「昨日の夜、星がきれいだったよ。」と聞いて、外に出て見ればよかった・・・とちょっと後悔。
本山小屋から徒歩15分ほどの距離飯豊山山頂へ。
4人で山頂独り占め(4人占め?)
贅沢なひとときでした。
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朝食はベーグルサンド

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小屋に戻って朝ごはん♪
ベーグルに生ハム、玉ねぎと炒めたスクランブルエッグ、キュウリとスライスチーズをはさんで。
そしてこの大量のソーセージ!
朝からもりもり!
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6時過ぎ、朝食を終え歯を磨いていると、下から20人ぐらいの団体様が上がってきました。
昨日Kさんが言っていた団体様だ!
この時間にあの長い雪渓を上がってきたということは、相当早くに出発したんだろうな・・・
団体様の中に1人だけスキーの荻原選手似のスラっとしたイケメンが。兄かな、弟かな?でもまさか・・・。
後で知ったのですが、次晴登山部ご一行様でした。
なんと本物でした!!
次晴登山部の存在を知らなかった(汗)
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本山小屋の前の鐘
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今回いちばんのお気に入り写真
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2日目、飯豊らしい景色にやっと会えた
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雪渓もいっぱい
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昨日、緊張しながら登った切合小屋上の雪渓
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切合のテン場は、目の前に大日岳がドーン
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帰りたくないモードの隊長
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この先、試練が・・・
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10:25、疣岩山分岐到着。
下山は松平峠・祓川山荘経由で。
だけど雪渓とか出てきたらどうしよう・・・
しばらくすると、地元の山岳会の女性と出会い、雪渓がないことを確認。安心して下って行ったのですが・・・
結構、道が荒れている!!
濡れた斜面は滑りやすく、木の根っこも張り出していて・・・
さや吉、大転倒して滑落一歩手前。それを見ていた隊長は
「背負い投げされたみたいだったよ」と・・・
膝を強く打ちました(泣)
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疣岩分岐から2時間20分のコースタイムですが、もっと巻く予定が2時間40分。隊長と何度も山行してますが、かなりお疲れモードでした。倒木を祓川山荘だと見間違えるし(笑)さや吉も膝を打ったときにどうなることかと思いましたが、無事下山できてよかったです。。。
お花もいっぱい見ることができました。この山行の数日前に、飯豊の固有種「イイデリンドウ」の話を聞いてきすごく見たかったけれど、まだ早かったです。今度はお花の季節に縦走したいです。
今回の教訓 : 管理人が駐在していないときは 水の確認 忘れずに
隊長に、「弥平四郎までの道が通行止めになっていないか、避難小屋に泊まれるか確認しておいて」と言われ、管轄の市町村に電話したのですが、まさか水がないとは・・・トイレが使用可否は聞いたのに・・・オフシーズンの登山は、より一層の下調べと確認が必要でした。
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