八甲田(1,585m)

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■行程

八甲田という名前の山はなく、18峰を総称して八甲田という。この山域は国道103号を挟んで、北八甲田連峰と南八甲田連峰に分かれる。山名の由来は8つ(たくさんの意味)の甲状の山々の各所に、神の田と言われる高原湿原の池糖が点在する様子に由来する。

交通(飛行機・車)
東京
 ↓ 東北自動車道
黒石I.C.

 ↓ 県道・林道
酸ヶ湯温泉

旅レベル

技術レベル:●●○
体力レベル:●●○
日程    :日帰り

 20187年5月4日 酸ヶ湯温泉登山口(10:40)〜大岳山頂(13:25)〜大嶽避難小屋(13:55)〜酸ヶ湯温泉登山口(15:45)


昨日の岩木山に続き、ゴールデンウイーク山行2日目は八甲田へ。

以前、
「春を背負って」という映画にエキストラ出演をしたさや吉。
「春を背負って」の映画監督、木村大作氏がカメラマンを務めたのが、高倉健主演の
「八甲田山」。そんな繋がりからこの地八甲田で、近代史世界最大級の山岳事故「八甲田雪中行軍山遭難事件」(1902年、死傷者約200名)が起きたのを知りました。

今日も天気はイマイチ・・・明日に延期した方がいいのかな?
天気予報は午後から晴れ。取りあいず酸ヶ湯に向かいますか・・・

登山の準備をしていると、雨がいっぱい降ってきた!
八甲田は夏スキーのメッカ。この時期は登山客より山スキーヤーの方が多いです。また酸ヶ湯温泉は普通の観光客も多く、インフラも整っています。
雨雲レーダーを見ると、30分後に雨雲はなくなる!リアルタイムで雨雲レーダーをチェックして登山できるなんて・・・便利な世の中です。

鳥居が埋まってる・・・
10:40、酸ヶ湯温泉キャンプ場駐車場を出発。

車道からすぐのところに鳥居発見!
埋まってる!!


さすが日本一の豪雪地帯、酸ヶ湯です。


駐車場で、ちょうど下山してきた登山客に「道わかりますか?」と聞くと、「スキーヤーがいるから大丈夫。」とのこと。しかし、ハイクしている山スキーヤーはほとんど居らず・・・
なんとなくスキーの跡をついて行くと、違う方向に向かっているっぽい・・・途中から、アイゼンを履いて、ガシガシ登ることに。

そしたら、右の写真の場所に。ちょっとだけ夏道が出てきました。
急に夏道
カナダワーホリ時代からの友人、ツトちゃん
急に夏道・・・の後ろ側は雪が残っています。

気づけば、今回の山旅の2ショットはこれのみ。
今回の山旅をお付き合いしてくれたツトちゃん。
沢の上でニッコリポーズ
雪の下は勢いよく水が流れています

山スキーヤーがシールで登っているので、同じように登っていたら・・・
ツトちゃんがツボ足・・・しかも沢の上。

札幌在住でスキーをするツトちゃんは反射的に膝を曲げて?靴の水没は免れたようです。
私だったら絶対水没・・・脱出は大変そうだったけれど、慣れているようで冷静に生還してました。
動画取ればよかったな〜(笑)
スキー板とアイゼン、足の沈み具合が全然違うことを改めて実感しました。

スキーヤーも板を外して、右側の登山道を歩きます。
左は本当に沢の上。
冬と夏は全く景色が違う違うんだろうな。。。

右側の夏道を登り終えるとまた雪が・・・
スキーヤーは仙人岱避難小屋方面へ向かっていましたが、途中から左手に大岳が見えたので、我々は夏道まで直登します。
ここでアイゼンを外します 
雪に埋もれる木々たち
大岳山頂が見えてきた!!
大岳山頂手前
大岳山頂付近は草原のイメージだったけれど、森林限界を超えて赤い岩だらけ。
もうゴールは近い!


13:25、大岳山頂到着!!

百名山と言えど首都圏から遠いせい?時間が遅いせい?
山頂には私たちのみ。
昨日の岩木山と違って見晴らしあり。風はあったけれど、昨日の岩木山と比べると大したことなし。
広い山頂 
陸奥湾、手前はちょびっとエビのしっぽ
海が見えました。方向からして、陸奥湾!
本州埼北の青森にいることを実感。


海の向こうは北海道!


昨日同様、変な時間に出発してお腹も空いてきた・・・
山頂は風があるので避難小屋でご飯を食べようか・・・といことで大岳避難小屋へ下山開始。
右の写真の後、コンビニ袋でヒップそりをしながら下山しました。

大岳避難小屋目指して下ります 
避難小屋内にトイレあり
13:55、大岳避難小屋到着!
「さ、さ、ラーメン食べよう〜」
・・・と思ったら、
事件発覚。

ラーメン食べる気満々だったけれど、ツトちゃんバーナー忘れるし(笑)ラーメンの小池さんばりに
ラーメン好きのツトちゃんのがっかりようは凄かった(笑)
おにぎりを買っていてくれたので、それだけで充分。
下りておいしもの食べれば良いよ!
予備で買ったおにぎりに救われました。
湿原歩きは貸し切り状態
木道の上は鉄砲水

避難小屋から上毛無岱を歩きます。夏は池塘を見ながら木道歩きなんだろうけれど、雪がすべてを覆いつくしておりました。
ピンクリボンももちろんなく、どこをあるいているのかわかりません。夏ではあり得ない湿原の上をどこでもいいから歩いている状態。ツトちゃんのGPS頼りに歩きます
GPSがなかったら、この時期歩くのが難しい湿原歩き。北海道では道が整備されていないのが普通なので、さすが北海道在住のツトちゃん。何のためらいもなくGPSを見ながらどんどん歩いていきます。。雪中行軍の悲しい事故のあったここ八甲田。自然の中ではなんの太刀打ちもできない人間の無力さを感じる山行でした。

今日の教訓: 木道のある登山道にピンクリボンはなし (そりゃ、そうだ)

木道が埋まっている時期はGPSが必要。携帯アプリのGPSは寒いと携帯の電源が落ちるし、いちいち立ち上げが面倒なので、GPSがあった方がいいようです。


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