鳥海山(2,236m)

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■行程

日本海の波打ち際からすらりと立ち上がり、秋田・山形の両県を分ける鳥海山は、出羽富士・秋田富士と呼ばれる郷土の秀峰である。大物忌神を祀る山で、古来より幾度となく噴火して、崇められた聖山である。また、花の百名山としても有名である。

交通(飛行機・車)
東京
 ↓ 東北・山形自動車道
酒田I.C.

 ↓ 国道・鳥海ブルーライン
鉾立

旅レベル

技術レベル:●●○
体力レベル:●●○
日程    :日帰り

2018年7月16日 鉾立駐車場(7:10)〜御田ヶ原分岐(8:50)〜千蛇谷分岐(9:20)〜新山(11:15)〜鉾立駐車場(15:00)


2018年、今年から会社の夏休みが交代制となり、4月時点で夏休み取得日申請。そのため、4月の時点で夏山予定はほぼびっしり。
会社の山の会の山行で、この夏は
月山に登るということで、1日早く東北入りし鳥海山を目指すことに。
久しぶりのソロ登山のため、かなり緊張しております・・・
しかも平日登山のため、すれ違う人も少ないはず・・・すれ違う人が多ければ現場で情報を得られるけれど、今回もしかしたら誰ともすれ違わないかも?!

数週間前から、ヤマレコやYAMAPで、実際に行った人のレポを検索。公共交通機関のため、下山時の
登山バスに乗り遅れたらどうしよう・・・千蛇谷コースが最短でいいけれど、レポを見ると雪渓回避で遠回りの外輪山コースを歩いた人もいる・・・むむむ。
前日に鉾立山荘に電話してみると
「ベテランの方でも、ガスると賽の河原は危険ですので気を付けてください」と言われ、ビビるさや吉。高い交通費をかけて東北まで行って、天気であえなく撤退はできることなら避けたいところ・・・

木曜の夜、
東京駅21:20発の象潟(きさかた)5:15着の夜行バスで移動。
前日に象潟駅に電話して、コインロッカーは待合室内にあり、その待合室は早朝開いていないことを確認。翌日の月山に来ていく衣類やお泊りセットを背負って、鳥海山に登ることに。
6:20象潟発のブルーライナーという登山バスに乗り、7:00鉾立駐車場着。この日はやはりブルーライナーに乗る客は私1人で、バスではなく、普通にプリウスのタクシーでした。

平日朝7:00、鉾立駐車場、右の建物は鉾立山荘
7:10、鉾立駐車場出発。
お、晴れてきたぞ!!

それにしても、車が少ない。
停まっている車は5台くらい・・・
大丈夫か?さや吉!!

レポでよく見るこの景色。
駐車場から歩いて10分ほどのところにある鉾立展望台からの景色でした。右側に滝が見えるのですが、みんなのレポ写真より、滝がチョロチョロ。ちょっと迫力に欠ける感じ。
鉾立展望台からの眺め
賽の河原
ここが「ガスるとベテランさんでも迷いますよ」と言われた賽の河原、雪渓の取り付き。ピンクのリボンがマークされています。前回の飯豊山で懲りたので、今回は12本アイゼン持参。この残雪だったら4本で充分だったかも?
距離にして2〜300メートル。ピンクリボンのお陰で左側の夏道に無事誘導されました。
ガスってなくて良かった!!
鳥海山は石畳がしっかり整備されています。
登山道を作ってくれた方に感謝です!!

この辺りで、女性ガイドさんと男性2人のグループに遭遇。後で聞いたところ、某放送局のスタッフが番組の下見で来ているとのこと。女性ガイドさんがお花の説明を聞いていて、私も耳をダンボにして聞かせて頂きました。
この辺り、
ハクサンイチゲの乱れ咲き!!
8:50 、御田ヶ原分岐 
9:15、七五三掛(しめかけ)
七五三掛で前から来る男性に声をかけ、この先の状況を聞きました。ん??この時間に前から来るとは・・・?
下山後、YAMAPでメッセージを頂いたitayanさん、朝3時に登り始め、外輪山コースをピストンしたそうです。

「時間がないので千蛇谷コースを行きたいのですが・・・」と聞くと、以前行かれたことがあり、雪渓にはロープがあって問題ないとのこと。

itayanさん、アドバイスありがとうございます!!
七五三掛をしばらく行くと、右の看板が。
この1つ目の道標を曲がって左に左に進んだら、元の七五三掛に戻ってしまいました。

千蛇谷コース、ここを左に行っては行けません。更に上に行くと、似たような道標があるので、そこを左に行った方がいいです。2つ目の道標を左に行くのが、新道です。
女性ガイドさんが今年からできた道だと教えてくれました。


ここじゃないよ 
千蛇谷の雪渓
2つ目の道標を左に下りると、千蛇谷の雪渓が見えてきました。

5月半ばに山友のみどりさんが行ったときは夏道がなかったので、この雪渓を上がって行ったようですが、この時期は100メートルぐらいを対岸に横断するだけで済みました。
雪渓を横断すると、夏道が。
夏道が出てきたら、また雪渓を渡る・・・そんなことを2〜3回繰り返したら、完璧な夏道が。

途中、大きな岩の上を歩いたりしながら、どんどん高度を上げていきます。

お花もいっぱい咲いている斜面
10:45、御室小屋到着
結構な岩場

ガイドブックに
胎内くぐりというのが書いてあって、最初小屋の右側に回りこみました。
しかし結構な登りの雪渓が出てきた!!
アイゼン履くの面倒だな・・・しかも時間もあまりないので諦めて、小屋の左側の道から行くことに・・・
上の右側の写真のように、浮石もある結構な岩場でした。

ほうほう、ここがガイドブックに出ている、切通しですか!

巨大な岩の間を潜り抜けます。
切通し
11:15、新山到着
山頂の新山到着です。
残念ながら、この通りの展望・・・
朝は晴れていたのに。日本海、見たかったなぁ。

今日のカーミットは、山形と秋田の県境ということで、
さくらんぼ帽を作ってみました。

御室小屋に下りると、先ほどの某テレビ局スタッフと女性ガイドさんのグループが。彼らは天気が悪いので、今日はここで引き返して、来週月曜にまた登るそうです。お仕事登山でも、羨ましいな〜。

女性ガイドさんが、鳥海山の固有種
チョウカイフスマが咲いている、と教えてくれました。まだ早いのかな?
鳥海山の固有種、チョウカイフスマ
鳥海山の固有種、チョウカイアザミの蕾がたくさん
チョウカイアザミ、この子だけ咲いてた!
ニッコウキスゲ
ヨシバシオガマ
イワベンケイ
この子はなんだ?
スミレちゃん
ミヤマキンバイ
コバイケイソウ
千蛇谷、行きは余裕がなかったのですが、コバイケイソウがきれいに咲いていました。

2018年の今年、コバイケイソウの当たり年
だそうです。去年は全く咲いていなかったそうです。

御田原分岐辺りで、山形から下見に来たというガイドさん2人とお話をしました。おじさま2人なのですが、歩くペースがさすがに早い。あっという間に引き離されました。

チョウカイフスマの乱れ咲きの写真を見せてくれました。
やはり見る人が見るとすぐに見つかるんだな〜

鳥海湖はもうすぐ 
13:30、鳥海湖が見えてきた 
朝はガスって見えなかった鳥海湖が見えてきました。
ここまで下ると、帰りの時間が読めるため、しばしここでボーッとすることに。


やっぱりガスは多めで見晴らしはよくないのですが・・・
結局15:00に下山。
今日登山道で会った人たちに
「どこに下りるの?乗せて行くよ。」といろんな人からお声をかけて頂きました。ブルーライナーを予約しているので丁重にお断りしましたが、みんななんて優しいんでしょう!!
タクシーの中では、秋田弁の運転手さんの方言に四苦八苦。地方登山あるあるです(笑)

また来るよ〜 

象潟駅に到着後、会社の人たちが待つ山形へ移動。
山形と秋田の県境だけど、山形って遠い・・・17:30発の電車に乗り、明日登る月山のある鶴岡の駅を超え、山形に到着したのは20:30過ぎ・・・
今夜は山形のビジネスホテルに泊まりました。

今回の教訓 : ソロ登山 電話をかけて 事前確認


ネットの書き込み情報は昔のものだったりするので、変わっている可能性があります。登山の危険度が増すとき尚更、新鮮な情報を得る必要があり、現場に電話がいちばん!雪渓情報、駅のロッカー情報、電話しておいて良かった〜


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